家族書写で障害の子に、姉親子に、そして家族全体に奇跡がおこる

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西宮教会(兵庫教区)T.

 

 心の書写を通して、私の家族、親族が変わっていったことを証しさせて頂きます。

 

(第一の奇跡)

 私の息子は19歳になりますが、知的障害を持っています。字を書くことは、ひらがなが書ける程度です。

 特別支援学校の高校3年生の秋、卒業してからの進路を決める時のことです。希望する作業所は、すでに定員オーバーで受け入れていないと言われていました。

 

 でも息子は、実習に来たここに行きたいと強く願うので、どうしようかと困っていたところ、ふと思いついたのが、心の書写でした。この子にはこれが一番ピッタリだと思い「世界が一つになって平和に暮らす」という言葉を選び、息子にやってみようかと声をかけると、すんなりやり始め、上手く書けなくても一生懸命書きました。

 

 そのうち私が声をかけなくても自分で一日一枚書くようになりました。そうして2カ月書いた時、希望していた作業所から受け入れOKの連絡がきました。この間、何度もお願いに行きましたが、なかなか前進しなかったので、もうダメかなと諦めそうにもなりました。ですから内定をもらった時は、本当にびっくりしました。やっぱり心の書写は凄いんだなあと思いました。

 

(第二の奇跡)

 姉には2人の息子がいます。6年ほど前に別々に暮らすようになり、母親の立場を放棄してしまい、親子の間には簡単には埋まらない溝ができていました。姉は心身共に病気を患い、毎日が精一杯の生活をしています。時が過ぎ、姉は自分が子供を傷つけてしまったことを悔やんでも悔やみきれないほどに悩んでいました。

 

 私は心の書写をすすめてみました。最初は「え~、これで何が変わるの?」と不思議に思ったようです。私の息子の書写の証しをしたところ、不器用にも一生懸命取り組んだ甥の素直さに感動し、「じゃあ、私もやってみるわ」とやり始めました。

 

 姉は2人の息子の幸せを願って、祈って、ただただ心の書写を信じて、毎日、言葉を読み、願いが叶うことを思い、書き続けました。すると、2カ月たった頃、2人の息子たちが初めて家に呼んでくれたのです。今までどんなに願っても叶わなかったことが、自叙伝心の書写を通して叶ったのです。待ちに待ったその日を迎え、息子の家を訪ねた時、姉は自分の体のことはさておき、息子たちにご飯を作って食べさせ、洗濯をしてやり、できることは何でもしてやりたいと思って、やったそうです。

 

 すると帰り際に、息子に「また来てもいいよ」と言われ、今では2週間に1回、息子たちと過ごす時間をもてるようになり、ご飯を作ってあげることができ、母としてやり直すチャンスを与えてもらいました。

 

 体が悪い中で、姉の作る料理は、本当に簡単なものですが、それでも息子たちは喜んで待っているというのです。今まで毎日、コンビニ弁当、インスタント食品しか食べていなかった息子たちが体のことを考えるようになり、自炊をするようになりました。

 姉は「心の書写のおかげや。ありがたいわ。教えてくれてありがとう」と言ってくれました。その喜びに満ちて、感謝の気持ちを持って、心の書写をする姉の姿を見て、それって何だろうと気になっている母がいました。

 

(第三の奇跡)

 病気知らずの父が心臓病になり、入院する日、突然母が「私も書いてみようかな」と心の書写をするようになりました。母は父にも心の書写をすすめましたが、父は「毎日書けないからやらない」と言って、母の気持ちを突っぱねてしまいました。母も姉も、父にやってもらいたいと思いながら、父が元気で守られるよう願って心の書写をやりました。

 

 父は入院し医者から心臓の手術が必要だと言われたのですが、断って帰ってきてしまいました。いつ発作が起きるかわからない父を、いつも側で見守っていた母は、どれだけ切実な気持ちで、絶えず緊張を緩めることができない、夜も眠れない毎日を過ごしたことでしょうか。ただただ祈る思いだったと思います。

 

 その頃、私の家庭では、高校2年の娘が人間関係に悩み学校に行きたがらなくて遅刻、欠席を繰り返していました。

 娘にも「毎日じゃなくてもいいから、心の書写をしてみたら・・・」と声をかけ、私と息子と娘の3人で書写をやることにしました。娘は何を願ったのかわかりませんが、私は娘が未来に希望を持って、学校にも行けるようにと願いました。

 

 やっぱり娘の遅刻は直らなくて、本人は「わかっていても直せない」と私に打ち明けてきました。

 しばらくすると、ある日、娘と同じ趣味を持つ友達が現れ、学校に行く楽しみを持てるようになりました。朝も自分で起きてきて、遅刻もなく通えるようになりました。いや~、本当に心の書写はすごいパワーがあるなあ~、その時に必要な人を引寄せてくれるんだなあ~と思いました。

 

(第四の奇跡)

 しばらくすると、父が心臓病の発作を起こし、意識を失くして倒れる事態となりました。心配していたことが起きてしまったのです。すぐに意識も戻り、大難には至りませんでしたが、私は居てもたってもいられず、心の書写を持って子供を連れて実家に行き、「お父さん、今から皆で書写するよ。お父さん、もう、とやかく言っている場合じゃないから、願いごとが叶うことを思って書いて」と父の目の前に準備し、私も子供も、母も姉も、自分の心の書写を出して、皆で心の書写をやりました。あれだけ抵抗していた父は、虎が猫になったように素直に書写を受け入れ、今では一番真剣に「家和して万事なる」の言葉を書写しています。毎日、父と母は2人で「そろそろ書写やろか~」と声を掛け合ってやっています。

 

 そして父は病院に行き、手術をすることを決意しました。「お父さん、よく決めたね。大変だったね。」と声を掛けると、台所にいる母の方を指さして「うるさいからな」と苦笑いして言っていました。

 

 父が頑固に「手術しない」と言ってから、ずっと心配している母の姿を見て、分かっているけど決意できない父でしたが、自分が倒れた時に、父の頬をはたきながら「お父さん、お父さん」と必死に母が呼ぶ声が、父の心に届いていたのだと思います。父は「母の為に自分は手術を受けようと思った」と言っていました。

 

 幸運を引き寄せる自叙伝心の書写と言いますが、書写するだけで幸運の方から近づいてきました。心ではわかっているけど、でも変えられないことから、願っても叶わないことまで、全て自分が信じる心でやれば、幸せの方向に引っ張っていってくれることを実感しました。

 

 本当に、自叙伝心の書写を通してたくさんの恵みと心の喜びを実感している私たちです。これからも祖父母、父母、子供、兄弟姉妹で心の書写をやって、家族の絆を太く強いものにしていこうと思います。ありがとうございました。

 

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