短気な夫が優しくなり、兄弟に書写を勧めるまでに

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池袋教会 71歳の婦人 Yさん

 

私は書写を始めてから、2年以上になりました。最初のうちは一人でやっていましたが、幸せな家庭にするためには、私だけではいけないと思い、夫にも「一緒にやってみませんか?」と何度かお願いしてみましたが、なかなか受け入れてはくれませんでした。

 

そうこうしているうちに、去年の3月頃でしたか、同居している長男が40度の高熱を出し、2週間以上も続きました。あまりにも辛そうなので、病院を変えてもみましたが、原因は分からず、回復には向かいませんでした。

 

藁にすがりついても、苦しんでいる長男を助けたいと思い、私はもう一度、夫に書写をすすめると、夫も子供のことが気になっていたのでしょうか、今度は二人で書写することに同意してくれました。すると、不思議なことに、その日から長男の熱は下がり始め、高熱はピタッと治(おさ)まったのです。夫はそれ以来ずっと、一緒に書写をし続けてくれ、私は感謝の気持ちでいっぱいです。今では大会にも参加してくれるようになりました。

 

夫は優しい性格ですが、すぐに頭に血がのぼって「カッ」となる短気な所があります。私とは正反対な性格なので、本当に心を合わせて一つになることが大変な時もありました。けれども、毎月いただく書写の言葉に、自分の心を照らし合わせ、少しずつではあるけれど、お互いに書写しながら努力し、自分を変えることができました。

 

夫は「カッ」とすることもほとんどなくなり、毎日の小さなことではありますが、ゴミを捨ててくれたり、洗濯物を取り込んでくれるなど、私の手伝いをしてくれるようになりました。つい先日は、「書写セットをいくつか貰ってきてくれ」というので、何に使うのだろうと思っていたら、なんと自分の兄弟に「これは、いいんだ」と勧めています。私の方が夫を見習って、もっともっと変わらなければと、焦ってしまうほどです。

 

昨年暮れからは、自叙伝の著者である文鮮明先生の統一原理と、祝福結婚について、熱心に勉強を始め、わずか2カ月間の間に一通り聞き終えました。

 

私たち夫婦が今、一番気にかけているのは、先ほどの長男が33歳になっても独身でいることです。今年の3月に池袋の書写堂に来た夫は、「何年もかけるつもりはない。今年中に長男に祝福結婚を勧めたい」と、私もびっくりするような意気込みを語りました。この時も、私は驚きと共に、夫に感謝しました。

 

極めつけは、今月5月に入ってからのことです。私は自叙伝でもよく語られている、文先生の故国、韓国に行ってみたいと長い間思っていたのですが、実は夫が韓国嫌いだったために、いつも強い反対にあって、行くことができませんでした。ところが、今月初めに頼んでみたら、驚いたことに夫は私が韓国に行くことを許してくれました。そればかりか、ツアーの行き帰りには大きな荷物をバス停まで持ってくれました。ツアーは3日間でしたが、その間、洗濯や掃除、食器洗いもキチンとしてくれていました。今までであれば、きっと機嫌を悪くして、部屋も荒れ放題になっていたでしょう。私にとっては、本当に奇跡のような出来事でした。

 

書写は自分の心を変えるためにするものだと、よく聞いてきましたが、夫を見ていると、本当に書写によって自分の心を変えたのだと感心し、感謝してしまいます。これからも、書写を通して自分たちが向上しながら、長男の幸せ、人々の幸せのために、なにか少しでも夫婦が役に立てたらと思っています。

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