中高生部の部 孝賞(4)
自叙伝を読んで
(中高生部の部:孝賞)
鴻巣・中2 窪田 剛明
僕はアボジが書いた自叙伝の一章の幼少時代を読んで、幼いころでも今のように偉大というか、すごい人だなと思いました。
なぜなら、闘牋場に行き約120ウォン稼いで、そうした稼いだお金は、すべて水飴に換え近所中の子供たちに分け与えたり、マクワウリを一つも分け与えようとしないおじさんにアボジは、「マクワウリを取って食べてもいいか」と聞き、おじさんは「いいよ」と言ったのでその晩、マクワウリを食べたい子供たちを集め、取って食べました。
そして、アボジは一度決心すると絶対に譲歩しない性格で、どんなことがあっても譲歩しませんでした。アボジの幼い頃のあだなは「一日泣き」でした。一度泣くと、あばれて皮膚が切れ、血だらけになったそうです。
アボジに鼻血を出させ逃げた子供の家に一ヶ月も通い詰めたあげく、その子に会って親から謝罪を受け餅まで一抱えももらってきたのを見て、大人たちも舌を巻きました。そして、アボジは疑問に思うことがあったら、必ずそこに行きました。幼い頃から予知能力があり、七歳の時から村々で見合いをしてあげるチャンピオンになり、新郎と花嫁の写真二枚だけ持ってくれば分かったそうです。
そして、警察署長、郡守、面長すべてが集まった前で、「日本人は一日も早く荷物をまとめて日本に帰りなさい。この地は、わが国の者たちが子々孫々にわたって生きていかなければならない先祖から受け継いだ遺産です!」
そういう演説をしました。
僕はこのアボジが書いた自叙伝を通して思ったことは、お金は世のため人にために使い、困っている人がいたらその人を助けられるよう手を差し出してあげ、もちろんまちがった道へは行かず、人のために生き、そして、神様の願いをかなえてあげるために、今からしっかり勉強して立派な人になり地上天国を創建しようと思いました。