社会人の部 佳作(3)
『神様の愛と世界平和』~ある天使からのメッセージ~
(社会人の部:佳作)
吉川 恵水華
まず最初にあなたにお伝えしたいことは、神様が“愛”そのものだということです。
神様ご自身が愛なのです。そして、あなた達一人ひとりに神様はご自身の愛のエッセンスをお与えになりました。神様の愛のエッセンスが人間の核となりあなた達は創られたのです。ですから何も不安に思ったり心配したりする必要はないのです。あなた達一人ひとりが自分の内にある神様の愛のエッセンス、愛の核に目を向けた時、平和な世界が訪れるでしょう。ですから、いつもあなたの内にある神様の愛の核を見つめるようにして下さい。
それでもあなた達は今とてもひどい世界を目の当たりにしているので、なかなか理解することは難しいかもしれません。それも知っています。親が子を殺し、子が親を殺し、夫が妻を、妻が夫を殺すようなことが世界中で起きているからです。そしてそんな悲惨な世界を早く終わらせたいと思っていることでしょう。そして何より争い事のない世界を望んでいることも知っています。しかし、まずあなたがしなければならないことは神様がお与えになった自分の内の愛の核に目を向けることなのです。それが第一にすべきことなのです。
そして、あなたの頭の中で絶えず行われている争い事をストップさせることなのです。それが平和な世界への近道なのです。外の世界を変えたい、良くしたいと望むのであれば、まず、あなたの内なる世界を良くすることなのです。あなた達は同じエッセンスで創られたのです。あなた達は神様の一部であり、あなた達は一つなのです。ですからあなたの内なる世界が平和であるなら、周りの世界も自動的に平和な世界になるのです。あなたは共鳴体なのです。あなたから発せられた平和の振動は、すぐに周りに伝わっていくことでしょう。ですから悲しみに目を向けるよりも、喜びの心で、常に喜びと感謝の心を持つようにして頂きたいと思います。しかし、あなたの心が喜びで満たされている時よりも、心配と不安と恐怖で満たされていることの方が多いことも感じています。それはあなたの内にある神様の愛の核の周りを、硬い硬い殻が覆い神様の愛を感じられなくなってしまったからなのです。あなたがたとえ神様の愛を感じられなくなっていようとも、神様が一人ひとりにお与えになった愛の核は確かにあるのです。
神様の愛を感じることができなくなっていても、なくなってしまったわけではないのです。そしてそれはすべての人に言えることなのです。ですから、むやみに他人を傷つけてはいけません。それはまさに神様の一部を傷つけることと同じであり、結局は自分を傷つけることと同じだからです。同様に他人を喜ばすことは神様を喜ばすことであり、結局は自分自身を喜ばすことになるのです。
ここで神様がどれほどあなたを愛していらっしゃるのかを思い出すお手伝いをしたいと思います。
例えば、もしあなたが一度でも空の青い色を美しいと感じた事があるとしたら、神様があなたを愛している証拠なのです。空が青く見えるように創ってくださった目に感謝すべきなのです。夏の日の青い空を思い出してみてください。澄み切った青い空、美しい“青”であることをあなたは知っているでしょう。